沖縄の気候を想定して内部結露計算してみた

家づくり備忘録

フエッピーさんの内部結露計算シートを利用して内部結露計算してみました

フエッピーさんの計算ツールのリンク先はこちら https://iiie296.com/?page_id=68#toc2

まずはグラスウールを充填断熱した場合について計算してみました

室温25度、相対湿度70%、室外温度15度、相対湿度80%で室内側の防湿シートを張らなかった場合

結露判定が出ていますね

沖縄でも防湿シートは必要なようです

同条件で防湿シートを追加してみました

やはり防湿シートを追加すると結露しないみたいですね

次に 室温25度、相対湿度70%、室外温度30度、相対湿度80%で室内側の防湿シートを張った場合

夏には結露判定が出ますね

これを解決するひとつの方法として可変透湿気密シートです

防湿シートを可変透湿気密シートに変更すると夏型結露を防ぐことができます

次は硬質ウレタンフォーム2種1号を外張り断熱した場合を計算します

室温25度、相対湿度70%、室外温度15度、相対湿度80%で室内側の防湿シートや可変透湿シートを張らなかった場合

結露しません

室温25度、相対湿度70%、室外温度30度、相対湿度80% ではどうでしょう

こちらも結露しません

まとめ

壁体内結露を防ぐ壁構成のひとつとして下記の構成が考えられます

1)グラスウール充填断熱で室内側に可変透湿気密シートを施工する

2)硬質ウレタンフォーム2種1号を外張り断熱 する(防湿シート、可変透湿シートは不要)

依頼する工務店さんがどのような構成が得意なのか確認する必要がありますね

コメント

タイトルとURLをコピーしました